滋賀県議会 2023-02-08 令和 5年 2月 8日環境・農水常任委員会-02月08日-01号
◆松本利寛 委員 環境こだわり農業の基本的な骨組みの問題となりますが、基本方針の中の重点施策のところで、環境こだわり農業の柱、象徴としてオーガニック農業が位置づけられています。環境こだわり農業というのは、言わば減農薬、減化学肥料であるという流れの中でいくと、新しく提起されるオーガニック農業は、無農薬、無化学肥料栽培で、生産者から見れば全くレベルの違う話となります。
◆松本利寛 委員 環境こだわり農業の基本的な骨組みの問題となりますが、基本方針の中の重点施策のところで、環境こだわり農業の柱、象徴としてオーガニック農業が位置づけられています。環境こだわり農業というのは、言わば減農薬、減化学肥料であるという流れの中でいくと、新しく提起されるオーガニック農業は、無農薬、無化学肥料栽培で、生産者から見れば全くレベルの違う話となります。
琵琶湖システムの構成要素である環境こだわり農業や琵琶湖漁業が今後も継続して発展していくためには、農業、漁業がもうかる産業となり、職業として魅力あるものでなければなりません。 琵琶湖システムに関わる生産者が誇りと期待を持って取り組めるよう、どのように応援していくのか、お伺いします。
農政水産部所管事項では、しがの米麦大豆安全安心確保推進事業費補助金について、米、麦、大豆に含まれるカドミウムや残留農薬、麦のカビ毒の分析を行う取組に対し助成しているが、環境こだわり農業を推進する滋賀県として、今後も引き続き、食の安全性のアピールにしっかり取り組まれたい、農林水産物のブランド力向上について、ブランド化やその戦略のために専門家の活用が有効と思われる事業については、積極的に活用を検討されたい
◆河井昭成 委員 環境こだわり農業に係る手続を簡略化するよう変更するとのことですが、この手続にはそれぞれに意味があったと思います。その点について、手続が簡略化されることで懸念されることはないのか、それに対する対策は何を考えているのかを確認させていただきたいです。
滋賀県は環境こだわり農業のトップランナーとして走っていますので、オーガニックについてもトップランナーとして走り続けられるように、計画を基に進めていきたいと考えています。 ◆松本利寛 委員 何回も言いますが、あまりにも大きな目標を示しているので、現実との乖離が大きいと思います。
そこで、滋賀県が目指す、もうかる農業を進めていくには、農産物に新たな価値をつけていくことが重要で、環境こだわり農業へのさらなる推進が必要と考えますが、まず、環境こだわり農業に位置づけられていますオーガニック農業について、次期環境こだわり農業基本計画においてオーガニック農業を本格的に進められようとしていますが、農業者の所得向上につなげるための課題と対応等について伺います。
また、所管事項調査の際、委員からは、水草、オオバナミズキンバイ等の対策について、県民全体での取組を図るのであれば、まずはオオバナミズキンバイ等の侵略的外来水生生物の特性や判別方法について県民にさらなる周知を図っていただきたい、滋賀県環境こだわり農業推進条例の改正および基本計画の改定について、計画によりどのように生産者に利益が生じるのか、消費者の利益として農作物の安全性がどのように担保されるのか計画に
◆松本利寛 委員 総合的に環境こだわり農業、農産物を推進しようということなので、そういう方向は非常に大事だと思いますが、とにかく現場は大変です。除草一つとってみても、今の環境こだわり農業では、それをやるので精いっぱいですし、だからといって、その価格はなかなか農家に見えません。
肥料の高騰対策ですが、今、先ほど知事が言われたように、滋賀県の肥料は環境こだわり農業の中で相当削減して、もうこれ以上削減できないような水準で肥料の施肥を行っています。だから、新たにさらに肥料を少のうせえということは、これは到底、農家が受け入れられるものではないというふうに思います。
粗飼料に関しましては、後ほどもまた質問させていただきたいと思うんですが、ここで、この要望に関連して、環境こだわり農業について少し触れておきたいと思います。 滋賀県環境こだわり農業推進条例の第2条の定義は、環境こだわり農業とは、「化学合成農薬および化学肥料の使用量が慣行的使用量を相当程度下回って行われる農業であって」というふうにあります。
水田では、農薬や化学肥料の使用を極力少なくする環境こだわり農業の取組や、ヨシ刈りやヨシ焼きなどが適切になされることで、生物に優しい生育環境や水質保全につながっています。 このような漁業と農業のつながりの恩恵を受けて、多くの生物や農産物の多様性を育んでいるのだと思います。
さらに、本県の農林水産業における課題を解決するための強力なツールとして活用し、水産資源の回復、環境こだわり農業の付加価値の向上、担い手の確保、育成、食文化の継承、発展、これらを支える人々の連携の強化などに取り組んでまいりたいと存じます。
この琵琶湖システムは、エリ漁等の伝統的な琵琶湖漁業、水田に遡上する湖魚を育む魚のゆりかご水田、ニゴロブナと近江米から生まれたフナズシなどの食文化、また、琵琶湖の環境に配慮した環境こだわり農業や、水源となる森林の保全活動などによって形づくられる農林水産業のシステムです。
◆駒井千代 委員 どうしてもいろいろな計画が策定されることになるのですが、前に、しがの農業みらい条例と、それに基づく環境こだわり農業推進基本計画があるのですけれども、見直しの時期が少しずれていると思います。その辺の考えとして、見直しの時期は先の計画などと合わせるのでしょうか。内容の調整をどのように考えているのでしょうか。
そういったことを含め、どのような計画で環境こだわり農業を推進していくのかを、もう少し整理してほしいと思います。 ◎笠井 食のブランド推進課長 オーガニックと有機農業は同じものです。消費者に向けて発信するのに当たり、やはりオーガニックのほうが消費者の意識に響きやすいと考えています。
次に、部局別予算の概要、155ページの環境こだわり農業推進事業費について、全て農政水産部長に伺います。 滋賀のコシヒカリが特Aのランクを獲得されました。関係者の皆さんの並々ならぬ努力に敬意を表したいというふうに思います。
続いて、環境こだわり農業推進事業および食品衛生推進事業について、質問をいたします。 環境こだわり農業は、使用する化学農薬や肥料を半減するというのが目玉になってますけども、ではその環境こだわり農産物の農薬の残留検査はどのように行われているのか、農政水産部長にお尋ねをいたします。
環境こだわり農業につきましては、全国のトップランナーとして、琵琶湖の水質だけではなく地球環境の保全につながりますよう、温室効果ガスの排出削減の取組にも力を注いでまいりますとともに、環境こだわり農業の1つの柱としてオーガニック農業の生産拡大や販路開拓の取組を進めますことで、環境こだわり農産物全体のブランド力向上を図り、農家所得の向上にもつなげてまいります。
琵琶湖環境部の生物多様性と農政水産部の環境こだわり農業、有機栽培の推進の重なるところに世界が刮目すべき持続可能な未来像があり、かつてSATOYAMAイニシアティブと題して日本が世界に発信しようとした概念と現場が滋賀県にはあると思います。
2008年から2010年にかけまして、県内各地で環境こだわり農業の実施が多い地区とそうでない地区を比較して、シオカラトンボ類やクモ類などの生物多様性の指標となります生物の生息状況を比較した試験を実施してございます。農薬の使用量を50%以上減らした環境こだわり農業の実施が多い地区のほうが実施の少ない地区に比べましてこれらの生物が多く生息しているという調査結果でございます。